レギュラーシーズン最終戦の秋田戦で守備をするブレックスの選手ら=20日、ブレックスアリーナ宇都宮

 プロバスケットボールB1は21日、昨年10月4日に開幕したレギュラーシーズンの全日程を終了した。栃木ブレックスは49勝11敗で東地区2位。地区優勝は逃したが勝率8割1分7厘はリーグ2番目で、実力の高さを見せつけた。けが人が相次ぎながらもチームの底上げを成功させ、勝ち抜いた今季60試合を振り返る。

 Bリーグ初代王者に輝きながら2017-18年はチャンピオンシップ(CS)準々決勝で敗退したブレックス。同シーズンオフは安斎竜三(あんざいりゅうぞう)監督が続投し、主力の多くが残留。「継続性」のメリットを生かしながら持ち前の堅守速攻に磨きを掛けた。

 チームはいきなり試練を迎えた。昨季「ベスト3点シュート成功率賞」を獲得した喜多川修平(きたがわしゅうへい)が昨年8月に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂および外側半月板を損傷。10月に田臥勇太(たぶせゆうた)主将が腰痛のため戦線離脱した。

 ただ、戦力が整わない中でも、若手、ベテランが一体となって奮闘。中でもリーグ屈指のディフェンスの名手として知られていた遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)は攻撃でも存在感を放ちエース格に成長した。

 チームは15-16年以来の開幕5連勝を飾り、11月4日からは8連勝。年明けに千葉に首位を譲ったものの、前半30試合を終え24勝6敗で東地区トップをキープした。1月には得点能力が高い日本代表のエース比江島慎(ひえじままこと)が加入。後半戦も25勝5敗と安定感を失わなかった。

 ブレックスは今季のB1で唯一、連敗なし。東地区優勝の千葉とは3勝3敗、昨季6戦全敗だったA東京とも3勝3敗と互角に渡り合った。