文具店に並ぶ新元号の関連商品=23日午後、宇都宮市インターパーク6丁目

 5月1日の改元まで24日で残り1週間となった。県内の文具店では新元号の「令和」が表記されたカレンダーが並び、次の時代に向けた準備が進む。一方、「平成」の名が付いた施設や自治会では元号の終わりを「寂しい」と惜しみつつ新たな取り組みを始めるなど、次の時代に向け気持ちを切り替えている。

 宇都宮市インターパーク6丁目の「上野文具インターパーク店」は、令和表記の卓上カレンダーや「皇室カレンダー」を販売。新元号のゴム印や、令和が発表された時の書をデザインしたクリアファイルも並ぶ。担当の山田隆弘(やまだたかひろ)さん(44)は「皇室カレンダーは年配の方を中心に、記念品として人気がある。改元に関連する商品は出そろってきた」と話す。

 一方、かつて「平成館」と呼ばれた建物では、宿泊施設とするための改修が大詰めを迎えている。天皇陛下が皇太子時代に奥日光の疎開先として利用し戦後に益子町へ移された「旧南間ホテル」だ。

 陛下は同ホテルの御座所で終戦を告げる「玉音放送」に耳を傾けた。1973年には益子焼製造販売「つかもと」が同ホテルを現在地に移設。94年から建物を「平成館」と名付けてレストランなどとして使い、2016年に益子町へ寄贈した。