LRT(左上)をイメージした色合いのグリーンスローモビリティ(宇都宮市提供)

LRT(左上)をイメージした色合いのグリーンスローモビリティ(宇都宮市提供)

 宇都宮市は観光振興に取り組む同市大谷地域の交通渋滞を緩和するため、ゴールデンウイーク(GW)期間の4月27日~5月6日など行楽シーズンに電動車「グリーンスローモビリティ」導入の社会実験を行う。観光スポットが集まる地域の外に臨時駐車場を設け、地域内まで移動できる無料シャトルバスを運行。混雑情報の発信なども行い、道に不慣れな観光客のマイカーによる地域内への来訪を減らすことで、交通渋滞の緩和を狙う。

 市などの観光振興で同地域への観光客は増加傾向にあり、昨年のGWはピーク時に1時間当たり600~800人が同地域を訪れた。一方、特に道を知らない観光客がマイカーで来訪することによる渋滞が発生していたという。

 社会実験は1時間当たり1千人の来訪を想定。導入するグリーンスローモビリティは時速20キロ未満で公道を走り、市営駐車場から平和観音参道、大谷寺、大谷資料館、大谷景観公園までを片道5分程度で運行する。

 GWは沖縄県で生産される「CV8」を導入する。次世代型路面電車(LRT)をイメージした色合いで乗車は無料、定員は運転手を含めて8人。宇都宮大の学生が助手席に乗り込み、ガイドを行う。