日光ランドマークの完成予想図。色など詳細は未定(ジェイピー提供)

 【日光】スーパー「かましん」などが入居する商業ビル「ショッピングプラザ日光」(今市)の建て替えで計画されている、複合商業施設「日光ランドマーク」の完成予想図と、屋上に設置する観覧車の概要が23日までに明らかになった。観覧車の高さは地上約40メートルで、日光連山が眺められ話題となりそうだ。一方、オープンは当初予定より1年遅れ、2021年4月を見込む。

 商業ビルを所有する「ジェイピー」(宇都宮市伝馬町、渡部智次(わたべともつぐ)社長)の計画によると、日光ランドマークは3階建て(一部4階建て)で総面積約6600平方メートル。現在の商業ビルの駐車場に建設する。商業ビルの約10のテナントなどが移転入居する。

 屋上の観覧車は、当初の予定よりも一回り大きい直径約25メートル。乗車時間は1周5、6分程度となる見通し。ゴンドラは16台で、このうち1台は透明な「スケルトン」となる。発光ダイオード(LED)の照明によるイルミネーション機能も備える。

 観覧車をはじめビルの色などは未定で、市の条例に基づき、周辺となじむものを検討している。渡部社長は「市内では初の観覧車。日光連山の素晴らしい景色を楽しんでほしい。中心市街地の活性化につながればうれしい」と話す。

 また当初計画でオープンは2020年4月としていたが、東京五輪の影響による建設資材や人手の不足で1年遅れる。着工はことし秋を予定している。これに伴い、商業ビルの解体工事も遅れる見通し。

 商業ビルと周辺駐車場は、前所有者の経営悪化に伴い、08年にジェイピーが取得した。1983~2001年に長崎屋が営業し、中心市街地の中核的な建物だったが、老朽化したため建て替える。