花が満開のナシ園で行われた人工授粉作業=23日午前11時、宇都宮市氷室町

 全国有数のナシ生産地・宇都宮市でナシの花が満開となった。生産者は純白の花に花粉を付ける人工授粉作業に追われている。

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 同市氷室町で生産・直売を行う島田典男(しまだのりお)さん(51)方では、約3ヘクタールのナシ畑で栽培する4品種のうち「幸水」の花が満開。4月に入って冷え込みもあったが順調な生育だという。

 快晴となった23日は、島田さんら9人が作業に当たった。隣接する畑で菜の花が彩りを添える中、人の背丈ほどの高さの枝に咲くナシの花にピンク色の花粉を付けていった。

 作業はあと数日続くという。島田さんは「今年は花付きが良く、豊作の年になるのではないか。8月中旬には幸水の収穫が始まります」と話していた。