日立製作所は23日、台湾の昇降機メーカー、永大機電工業に対する株式公開買い付け(TOB)の結果、発行済み株式総数の28・0%を取得すると発表した。TOB前の日立グループの保有分を合わせると出資比率は39・7%で、持ち分法適用会社となる。

 取得額は約267億円。永大機電は集合住宅向け製品に強く、日立は中国や東南アジアでの事業拡大を狙って完全子会社にする予定だった。日立はTOBの期間を延長したり、価格を引き上げたりしたものの応募が想定を下回った。

 日立は、株を追加取得するかどうかなど今後の方針は「未定だ」(広報)と説明している。