法要を行う僧侶ら

 【日光】徳川3代将軍家光(いえみつ)の命日に当たる20日、家光の墓所「大猷院(たいゆういん)」で日光山輪王寺は「大猷院殿御祥忌(ごしょうき)法要」を執り行った。

 家光は1623年に将軍となり、参勤交代制を確立するなど幕府の基礎を固め、51年に没した。祖父家康(いえやす)への敬愛の念が深かったこともあり、4代将軍家綱(いえつな)が大猷院を造り、家光を日光に埋葬した。

 369回忌の今年は、家臣の子孫や信徒など約80人が参列した。小暮道樹(こぐれどうじゅ)門跡ら輪王寺一山の僧侶が大猷院の金閣殿で声明(しょうみょう)(節を付けたお経)を唱えた。大猷院を訪れた観光客らは金閣殿の外から、1年に1度の法要に見入っていた。

 小暮門跡は「江戸時代は戦乱がなく、穏やかだった。令和も同じように穏やかな時代になってほしい」とあいさつした。