宇都宮動物園の人気者だったアフリカライオンのリオン(宇都宮動物園提供)

 【宇都宮】上金井町の宇都宮動物園が飼育していた雄のアフリカライオン「リオン」(19歳)が15日、老衰で死んだ。同園は21日午前11時半、園内でお別れ会を行う。

 リオンは1999年5月7日、同園で生まれた。双子の兄弟「レオン」とともに同園の“顔”を務め、レオンが死んだ2016年以降も、堂々としたたたずまいで来園者を魅了した。

 20歳を前に、今年1月14日には“成人式”を実施。長寿の域に達していたため、当時同園スタッフは「何とか20歳まで生きてほしい」と話していた。

 妻の「ミミー」と娘の「オーブ」と暮らすようになってからは、どっしりと構える優しい姿が印象的だった。リオンを誕生から見守り続けた荒井賢治(あらいけんじ)園長は「鳴き声は園内に響き渡り、堂々として勇ましく、格好良かった」と、人気者だった百獣の王との別れを惜しんだ。