ユニクロと初めてコラボした店舗「K&B静岡店」のイメージ(コジマ提供)

 家電量販店のコジマ(宇都宮市星が丘2丁目、木村一義(きむらかずよし)社長)は19日、都内で親会社ビックカメラ(東京都)と2019年2月中間決算説明会を開き、他業種とコラボした店舗づくりを進めていく方針を示した。今月26日にはカジュアル衣料品店「ユニクロ」と初めてコラボした店舗を静岡市にリニューアルオープンする。地場の模型メーカー・タミヤ(静岡市)とも連携した地域活性化を目指す店舗で、平日の集客力アップの相乗効果も狙う。

 今月「サプライズ」(コジマの担当者)として開店するのは「コジマ×ビックカメラ(K&B)静岡店」。旗艦店の一つで、2階建て1階の半分のスペースにユニクロが入る。既にビックカメラがユニクロとのコラボ店を12年、都内に開設しており、そのノウハウを生かす。コジマとユニクロの共用部分にマネキンを使って家電と衣服を展示紹介し、合同の体験型イベントを開催していく。

 タミヤとの連携では人気の高いミニ四駆の大型コースを常設し、歴代ミニ四駆100台超を展示する。

 他業種が入ることでコジマの売り場面積は縮小するが、陳列を工夫し、アイテム数を減らさない。既にスーパーとコラボしたK&B柏店(千葉県柏市)などは来店客と売り上げが共に増えたという。

 今年2月にはK&B熱田店(名古屋市)が家具店とコラボした。今後も、平日でも高い集客力を期待できる業種と組んでいく方針で、本県の店舗でも検討しているという。

 19年8月期は引き続き、体感・体験型の店頭イベントを進化させるなどして既存店の販売を強化する。消費税増税前の駆け込み需要などを取り込んだ上で、木村社長は「郊外型店舗は年々厳しい競争下にある。その中で頭一つ抜け出すことに注力している」と、増税後もさらなる集客力の向上を目指す考えを示した。