統一地方選後半戦の那須塩原市長選、芳賀町長選と9市町議選は21日、投開票が行われる。君島寛(きみじまひろし)市長の死去に伴う那須塩原市長選は新人同士、任期満了に伴う芳賀町長選は現職と新人が一騎打ちを展開。宇都宮など5市議選は定数136に対し157人が立候補し、4町議選は12年ぶりの選挙戦となった茂木など定数54に対して64人が立候補している。

 那須塩原市長選はいずれも無所属新人で、同市議会前議長の君島一郎(きみしまいちろう)氏(63)と、前参院議員の渡辺美知太郎(わたなべみちたろう)氏(36)が激しい選挙戦を繰り広げている。

 君島氏は、長年同市議を務めるなど約25年にわたる政治経験などを強調。「スピード感のある市政運営や、観光振興、地域経済活性化を図りたい」などと市政継続を呼び掛ける。

 渡辺氏は、若さや参院議員として培った人脈、経験をアピールし「他市町よりリードする政策を打つ。人、安心、まち、産業、未来の五つの創るをテーマに取り組む」などと訴える。

 芳賀町長選は、いずれも無所属で、再選を目指す現職の見目匡(けんもくただし)氏(67)と新人で前町議の警備会社社長水沼孝夫(みずぬまたかお)氏(57)が激しい選挙戦を展開している。

 見目氏は次世代型路面電車(LRT)事業や新産業団地造成、北部第2ほ場整備事業の推進を強調し、町政の継続を訴えている。一方、水沼氏は人口減少対策を最重要施策とし、土地政策の見直しや住宅地の整備を主張。LRT延伸などを公約に掲げている。

 宇都宮市議選は57人が立候補し、定数45を12人オーバーした。現職33人、新人24人が激戦を展開している。最年長は82歳、最年少は25歳。

 このほかの市議選は、足利は定数24に対し、2人オーバーの26人が立候補。定数30の小山は計33人が激戦を展開し、定数21の真岡は23人が立候補した。矢板は定数16に対し18人が立候補している。

 4町議選では、市貝は定数12に14人が、芳賀は定数14に15人が立候補した。定数14の茂木は15人が立候補し、過去2回連続無投票から一転、選挙戦となった。野木は定数14に対して20人が立候補した。現職、新人と元職が入り交じる6人オーバーの激戦となっている。

 このほか、君島氏の市長選立候補に伴う那須塩原市議補選は、欠員1に3人が出馬している。