駅長の合図とともに運転を開始したSL大樹=2017年8月10日、下今市駅

29年  SL大樹運行開始 復活の汽笛 観光をけん引

 2017年8月、東武鉄道は東武鬼怒川線でSL「大樹(たいじゅ)」の運行を開始した。

 鉄道会社ならではの事業で地域活性化に貢献できれば-。13年に下今市駅構内で旧転車台の遺構が見つかったのをきっかけに始まった「SL復活運転プロジェクト」。ノウハウを持つ社員がいない中、全国の鉄道会社から車両や施設整備、乗務員養成などの支援を受けながら、約半世紀ぶりの復活を実現させた。

 運行初日には発着駅や沿線に多くの地元住民が集い、おはやしの演奏や横断幕で列車を歓迎した。