演説する君島氏(右)と渡辺氏==17日午後7時15分、那須塩原市上厚崎

 21日投開票される那須塩原市長選に立候補した前市議会議長君島一郎(きみしまいちろう)氏(63)と、前参院議員渡辺美知太郎(わたなべみちたろう)氏(36)=いずれも無所属=の合同・個人演説会が17日夜、那須塩原市上厚崎の黒磯文化会館大ホールで開かれた。両氏は「子育て支援」「産業振興」「市民協働のまちづくり」の三つのテーマについて、それぞれ主張を述べるとともに、自身が力を入れたい政策などをアピールした。市民ら約400人が耳を傾けた。

 黒磯那須青年会議所と那須野ケ原青年会議所の有志でつくる任意団体「政策本位による政治選択を実現する会」が企画・運営した。

 子育て支援について、君島氏は「もはや行政のみが行っていけば良いというものでない」との考えを強調。「行政、民間、地域が連携して社会全体で取り組んでいかなければならず、そのための施策を行う必要がある」と指摘した。

 一方、渡辺氏は「保育園の一時預かりや、延長保育の拡充」の必要性を訴えた。さらに、「産後うつなどになる母親に対するケアも必要」との考えを示し、「精神科医など専門家も充実させなければならない」と述べた。

 産業振興のうち観光に関して、君島氏は「昨年認定された日本遺産を活用し、うまく温泉に泊まってもらえる形をつくれば全体的に良くなる」と話した。

 渡辺氏は「単に温泉がある」とのPRにとどまることなく「温泉と美食、温泉と健康などを組み合わせていく」ことの重要性を訴えた。

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