例年よりも長く咲いている桜=17日午後4時25分、宇都宮市塙田5丁目の八幡山公園

 宇都宮市の桜(ソメイヨシノ)が例年になく“長持ち”している。宇都宮地方気象台などによると、今年の開花から満開までの日数は12日間で、全国的に同じ基準で観測を始めた1953年以降、最も長かった。開花後、気温の低い日が続いた影響とみられる。

 同気象台は、同市明保野町の敷地内の標本木で桜を観測。3月28日に開花し、満開は12日後の4月9日だった。1953年以降、開花から満開までの日数は一桁台が大半で、これまでの最長は2009年の11日間。最短は18年で、3日間で満開となった。

 宇都宮は今年、開花から満開までの間に、日平均気温が平年を下回った日が9日あった。同気象台は「寒気が入り気温が低い日が続いたため、桜の生育が鈍った」と分析する。