顔の部分が出来上がった巨大な鉛筆画の「モナリザ」と作者の金さん

 【下野】石橋の色鉛筆画家金将二(きんしょうじ)さん(67)が、縦9・5メートル、横6・5メートルの巨大な「モナリザ」の制作に取り組んでいる。「画家の集大成として誰もやったことのないことに挑戦したい」と思い立った。来年4月の完成を目指しているが、仕上げるまでには5千本もの色鉛筆が必要だという。

 金さんは47歳の時に脱サラして画家を志し、色鉛筆画で現代美術家協会展入選を果たしている。現在は、石橋公民館の色鉛筆画講座の講師も務めている。

 金さんが使うのは12色の市販の色鉛筆。色を塗り重ね本物のような色、質感を紙に表現する。本人は「細密写実画」と呼ぶ。これまでに、広隆寺の弥勒菩薩(みろくぼさつ)や興福寺の阿修羅像など、国宝の仏像をモチーフにした作品を描いている。