事件事故の遺族が思いをつづった手記集「証」

事件事故の遺族が思いをつづった手記集「証」

事件事故の遺族が思いをつづった手記集「証」 事件事故の遺族が思いをつづった手記集「証」

 事件事故の被害者や家族を支援する「被害者支援センターとちぎ」(宇都宮市桜4丁目)は16日までに、遺族が抱える思いをまとめた手記集「証(あかし)」を発行した。2007年度から発行し13冊目。8人の遺族が最愛の家族を失った悲しみや社会に向けたメッセージなどをつづっている。

 鹿沼市で11年4月、児童6人がクレーン車にはねられ死亡した事故で、次男卓馬(たくま)君=当時(11)=を亡くした父大森利夫(おおもりとしお)さんは、悪質運転の厳罰化を求めた遺族の署名活動とその後の法改正について「6人の子供たちの命が国を動かした」と振り返った。

 「命の重みを理解してくれる人が増えることを願っているよね」。そう卓馬君に語りかけている。

 証は2千部作成され、全国の学校や官公庁に配布されている。(問)同センター028・623・6600。