発達障害などの子どもたちが一部授業を別室で受ける「通級指導」の県立高での実施を目指してきた県教委は11日までに、今市高と黒羽高を研究実践校に指定する方針を固めた。指定期間は本年度から2021年度までの3年間で、指導内容や中学校との連携方法などの事例を蓄積し、他の高校の取り組みに生かす。

 通級指導は既に、公立小、中学校では実施している。しかし県立高で導入していなかったため、中学校で通級指導を受けていた生徒の進路は主に、高校の通常学級か特別支援学校高等部に限られていた。知的、身体障害のない生徒は特別支援学校に入学できないため、中学卒業と同時に支援が途切れるケースがあるなど、課題が指摘されていた。