プロバスケットボールB1第34節は10日、各地で9試合を行い、東地区2位の栃木ブレックスは札幌市の北海きたえーるで同地区6位の北海道と対戦、95-83で競り勝った。通算成績は45勝11敗で順位は変わらない。
ブレックスはライアン・ロシターが体調不良のため欠場し、アンドリュー・ネイミックが先発出場。けがのため1月末から欠場していた栗原貴宏(くりはらたかひろ)が約2カ月ぶりに復帰した。
前半は3点シュートで波に乗った。第1クオーター(Q)はジェフ・ギブスが2本を沈めるなどして25-14。第2Qも渡辺裕規(わたなべひろのり)が2本を決めきり、一時は18点リード。その後は点差を詰められたが、鵤誠司(いかるがせいじ)のバスケットカウントや竹内公輔(たけうちこうすけ)の速攻などで53-38で折り返した。
後半は北海道の追い上げを許し、第4Qは10点差前後の攻防。残り3分には6点差となったが、遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)の3点シュート、鵤のバスケットカウントなどで突き放した。
次節のブレックスは13、14の両日、東京・青山学院記念館で東地区4位のSR渋谷と戦う。