屋根瓦や野地板などを外した大成殿

 【足利】江戸時代の創建以来初の大規模修理工事が行われている昌平町の史跡足利学校の大成殿(孔子廟(びょう))で10日、屋根瓦や野地板などを外した建物の様子が報道陣に公開された。14日に一般向け見学会を開く。

 現場公開と見学会は2月の実施に続き2回目。前回は作業用の足場から屋根瓦や野路板、鯱(しゃちほこ)や鬼瓦などが整えられた屋根を見ることができた。見学会には約250人が参加し、好評だったという。

 現在は工事が進み、屋根瓦などを全て取り外した状態になっている。屋根を支えている骨組みの様子や、1972、73年に瓦替えなどを行った工事の際に残された棟札を確認できる。

 今後、木材の腐食部分や状態を確認した後、屋根下の裳階(もこし)の解体や床板の取り外しなどを進めるという。

 見学会は午前10時~正午。約20分間隔で20人ずつ案内する。参観料とヘルメット貸出料100円が必要。(問)同学校事務所0284・41・2655。