昨年末に新潟県高校野球連盟が導入を表明した投手の球数制限(3月に見送りを決定)について、県高野連加盟校の約65%が導入に「反対」していることが9日までに、下野新聞社のアンケートで分かった。「部員が少ない学校に不利になる」などが反対の主な理由で、その数は賛成の2倍に上った。県高野連は「選手のけが防止」を目的に、昨春の県大会地区予選から延長タイブレーク制を導入したが、全加盟校が納得できる公平なルールを設定することの難しさが改めて浮き彫りとなった。

 アンケートは3月上旬~下旬に硬式野球部を持つ県内63校のうち、現時点で指導者がいる62校に対して実施。このうち52校(83・9%)が回答した。球数制限に「賛成」は約32・7%に当たる17校で「反対」は34校で65・4%。「分からない」が1校(1・9%)だった。

■ズーム 高校野球の球数制限■

 新潟県高野連は昨年12月、2019年の春季県大会限定で、投手の投球数を1試合100球までとする規則導入を決定。これに対し、日本高野連は「部員不足のチームへの影響が大きい」「全国で足並みをそろえて検討すべき」などの理由から再考を要請し、同県高野連は今年3月に導入を撤回した。日本高野連は4月に専門家を交えた「投手の障害予防に関する有識者会議」を発足させ、多角的な検討を始める。