イチゴの出荷も終盤となり、今シーズンも本県が生産量日本一かどうかが気になる時季となった。50年連続日本一を記念して始まった「いちご王国」の事業は2年目を迎え、新事業として「いちご王国・栃木」検定が加わった▼受検をきっかけにイチゴやいちご王国への理解を深め、魅力や実力を県民一人一人に発信してもらうのが目的である。試しにインターネットで受検できる1~3級に挑戦したところ2、3級はなんとか合格できた▼「国王」である福田富一知事名の認定証が印刷できるので、達成感はなかなかのもの。画像をスマートフォンに保存して自慢する手もある。1級は5択式で、合格には30問中21問以上の正解が必要となる▼「県が開発したイチゴは何品種あるか」「イチゴの10アール収量はどれくらいか」など県農政部職員が知恵を絞った難問ぞろい。合格には遠く及ばなかった。ちなみに同部職員は、全員の1級合格が職場の目標という▼県内のご当地検定には日光検定、那須検定など観光や歴史、文化についての知識を問うものが多い。一つの農産物に特化した検定は、全国でも珍しい▼宇都宮美術館のミュージアムショップには、本物のイチゴを縦にスライスして加工したピアスなどが登場し、かなりの人気という。イチゴの楽しみ方の多様化は王国ならではである。