キリンの前で落語を披露する林家木りんさん

 【宇都宮】宇都宮動物園のキリンの前で5日、はなし家林家木(はやしやき)りんさん(30)が落語を上演した。

 林家木久扇(きくおう)さん門下の木りんさんの名は、192センチの長身だったことから付けられた。名前にちなみ、はなし家になって約10年間持っていた「キリンの前ではなしをしてみたい」との希望が、動物園との縁でかなった。

 この日に向けあつらえたキリン柄の羽織を身に着け、落語「動物園」を披露。2歳の孫と耳を傾けた緑3丁目、斎藤隆(さいとうたかし)さん(68)は動物園と落語という取り合わせに驚きつつ「衣装にプロ意識を感じた。楽しめました」と笑顔を浮かべた。

 木りんさんは念願がかない「キリンも笑ってくれたと思う」と話し「気軽に落語を楽しんでもらえたらいい。いろいろな場所に行きたい。首を長くして待っていて」と呼び掛けた。