就任後初めて記者会見した荒川県教育長=3日午後、県庁南別館

 荒川政利(あらかわまさとし)県教育長は3日、就任後初めての記者会見の冒頭、那須雪崩事故の遺族に謝罪し「われわれは実効性のある再発防止策を全国に発信する責務がある。遺族にも議論に加わってもらい、継続して再発防止策の見直しをしていきたい」と述べた。一方、教員の働き方改革の推進に向け、複数の公立校をモデル校に指定した上で、各校の教員に研修を受講させる方針を示した。

 雪崩事故の発生から2年となる3月27日に、県教委などは追悼式を行ったが、多くの遺族が欠席した。遺族との間に溝が生じている現状に、荒川教育長は「県教委としての責任を痛感している」とし、改善に向けては「子どもを失った親の悲しみに寄り添い、話し合う場を持つことが重要」との認識を示した。