情報発信拠点に改修し、送迎バス停留所になる二社一寺前の空き店舗(左)=日光市安川町

日光江戸村と二社一寺前をつなぐ送迎バス=日光市

情報発信拠点に改修し、送迎バス停留所になる二社一寺前の空き店舗(左)=日光市安川町 日光江戸村と二社一寺前をつなぐ送迎バス=日光市

 「江戸ワンダーランド 日光江戸村」を運営する時代村(日光市柄倉(からくら)、野口良一(のぐちりょういち)社長)は今夏、日光二社一寺前に江戸村など鬼怒川温泉地区の情報を発信する観光飲食施設を開設する。江戸村への無料送迎バス停留所も移転し、インバウンド(訪日外国人客)などの誘客増を図る。

 観光飲食施設は日光市安川町の国道120号沿いにある空き店舗(約230平方メートル)を改修し、7月に開店を予定する。江戸村誘客への情報発信施設を目指すが、加藤誠かとうまこと)専務は「(店内を江戸時代風にするなど)『江戸村』感を前面に出すことは考えていない。鬼怒川温泉地区全体の魅力を伝えたい」と話す。

 飲食はシカ、キジなどジビエのホットドッグといった外国人も手軽に食べられるファストフードや、地元のクラフトビールなどの提供を予定する。物販では「花魁ブランド」のフェイスパック、化粧品、せっけん、忍者衣装のほか、バウムクーヘンなど地元の菓子や地酒を販売するなど鬼怒川温泉地区のアンテナショップ的な施設にする考えだ。

 情報発信はポスターなどを活用するが、「従業員のユニホームはかつらにちょうネクタイ姿も考えており、江戸村への導入口にしたい」(同専務)という。

 先行して、日光二社一寺からの無料送迎バス停留所を移転し、先月下旬から新停留所での運行を始めた。同社は約10年前から西参道入り口の観光物産店駐車場一角を送迎バス停留所にしていたが、他の観光バスも乗り入れするなど分かりづらかったという。

 39人乗りの送迎バスはJR日光駅を経由し、新バス停発は1日4便、江戸村発は同5便。江戸村営業日を除く水曜日は運休。