県議選の啓発活動の一環で実施されたこども選挙で投票する子どもたち=30日午前、日光市役所

 29日に告示された県議選の期日前投票が30日、市役所や公民館など県内計98カ所で始まった。県議選の投票率は下がり続ける一方、期日前投票者数は増加。各市町の選挙管理委員会は、趣向を凝らしたイベントを開催したり、商業施設内投票所を新たに開設したりして、投票率の低下に歯止めを掛けようと懸命だ。

 日光市では、市役所内で「こども選挙」を初めて企画した。30、31の両日、期日前投票が行われている隣のスペースに、こども選挙用の投票所を設置。湯葉など三つから「日光を代表する食べ物」を一つ選んで投票してもらい、参加者には記念品を贈った。

 参加条件は「有権者と来場すること」とし、初日に参加した小中高生32人の保護者らは、それぞれ期日前投票を行っていた。同市荊沢(おとろざわ)、大河原聖(おおかわらひじり)さん(46)は「子どもに体験させたくて来た。とても良い試みだと思う」と笑顔で話した。

 商業施設での期日前投票は栃木市や真岡市などに加え、今回は新たに那須塩原市の「イオンタウン那須塩原」でも開設。30日から8日間、実施される。