国宝「宋版周易註疏」の影印本。新元号の出典となるか期待が高まる=29日午後、足利学校事務所

国宝「宋版周易註疏」の影印本。新元号の出典となるか期待が高まる=29日午後、足利学校事務所

国宝「宋版周易註疏」の影印本。新元号の出典となるか期待が高まる=29日午後、足利学校事務所 国宝「宋版周易註疏」の影印本。新元号の出典となるか期待が高まる=29日午後、足利学校事務所

 新たな元号は4月1日午前11時半ごろ公表される。平成、昭和、大正、明治の典拠となった中国古典の国宝書籍を所蔵する足利市昌平町の史跡足利学校では、同市職員が公表の瞬間を心待ちにしている。元号は中国古典を出典とするのが慣例で、蔵書には天平、宝暦、文化など明治より前の出典も数多い。新元号候補は日本古典に基づく案も含まれるとされるが、職員は「蔵書から選ばれてほしい」と期待に胸を高鳴らせている。

 平成、昭和は中国古典の「尚書正義(しょうしょせいぎ)」、大正、明治は同じく「周易註疏(しゅうえきちゅうそ)」が典拠とされた。足利学校が所蔵する「宋版尚書正義」「宋版周易註疏」はいずれも国宝に指定されている。