夫一正さんの遺影(左)を演壇に置き、犯罪被害者支援に携わる人たちが集まる国際会議でスピーチする高橋シズヱさん=25日、ソウル(共同)

 【ソウル共同】アジアの犯罪被害者支援に携わる人たちが集まる国際会議が25日、韓国・ソウルで開かれた。1995年3月のオウム真理教による地下鉄サリン事件で夫を亡くした高橋シズヱさん(72)がスピーチに立ち、「あらゆる被害者が質の高い支援を受けられるような制度を望みたい」と訴えた。

 高橋さんは、地下鉄職員だった夫一正さん=当時(50)=の写真を演台に置き、20分余り英語で話した。

 事件当時について「6千もの人々が被害者となり、医療体制も十分ではなかった。家族の死を受け入れるのは難しかった」と回想した。