【バンコク共同】タイで24日、軍事政権から約5年ぶりに民政移管するための下院(定数500)総選挙が実施された。地元メディアによると、タクシン元首相派の「タイ貢献党」が173議席を獲得し、第1党になる勢いだが、過半数には至らない見込み。親軍政の「国民国家の力党」のプラユット首相の続投を軸に連立交渉が進む可能性が視野に入ってきた。

 総選挙は、地方農民など貧困層が基盤のタイ貢献党と、エリート層が支持する「民主党」、軍による支配の継続を狙う国民国家の力党による三つどもえの戦いとなった。タイメディアの報道では、国民国家の力党が96議席、民主党が88議席。