「『性の在り方は多様』が当たり前になってほしい」と話す中島潤さん

「一人一人が異なる性を生きている。性はグラデーション」と話す浅沼智也さん

県精神衛生協会の市民講座。約200人が熱心に耳を傾けた=宇都宮市内

「『性の在り方は多様』が当たり前になってほしい」と話す中島潤さん 「一人一人が異なる性を生きている。性はグラデーション」と話す浅沼智也さん 県精神衛生協会の市民講座。約200人が熱心に耳を傾けた=宇都宮市内

 性的マイノリティー(LGBT)への理解を深めようとする動きが県内でも広がっている。宇都宮市内で今月開かれた二つの講演会では、トランスジェンダー当事者が自身の経験などを紹介。「(LGBTの人は)身近にいるかもしれないという前提で考えてほしい」と、日頃から性の多様性を意識するよう訴えた。

 県精神衛生協会が主催した第22回メンタルヘルス市民講座。「LGBTに誤解や偏見を持っている人もいる。しっかり理解してもらいたい」と今回初めてLGBTをテーマに掲げた。講師は、性的マイノリティーの啓発活動を行う看護師浅沼智也(あさぬまともや)さん。

 「多様な生と性」をテーマに各地で発信活動を行う中島潤(なかじまじゅん)さんの講演会を開いたのは、認定NPO法人チャイルドラインとちぎ。「理解が進んでいない」ため、2016年に続き再び「LGBT」を取り上げた。