樹勢が衰え伐採されることになった早乙女の桜並木

2016年4月の早乙女の桜並木

樹勢が衰え伐採されることになった早乙女の桜並木 2016年4月の早乙女の桜並木

 【さくら】市内ももうすぐ桜の季節を迎える。市を代表する名所「早乙女の桜並木」(県道佐久山喜連川線)の整備が、新年度から用地交渉に入るなど本格化する。県道では例のない片側5メートルもの植樹帯が新設され、道路幅は3倍の20・5メートルに拡幅される。これにともない90年以上にわたって親しまれてきたソメイヨシノは伐採され、植え替えられる。早ければ2021年度には工事に着手するため、今の桜並木はあと2、3年で見納めになりそうだ。

 桜並木は1925年、早乙女、葛城、喜連川地区にまたがる県道約500メートルの両側に100本以上が植えられた。60年といわれるソメイヨシノの寿命を大幅に過ぎていることもあり、残っているのは78本。てんぐ巣病や増生病に侵されて樹勢の衰えが目立っている。