臨時駐車場として使われる大谷川河川敷=22日午後、日光市萩垣面

臨時駐車場として使われる大谷川河川敷=22日午後、日光市萩垣面

 日光市の世界遺産二社一寺周辺の渋滞対策のため、同市と国土交通省日光砂防事務所、県日光土木事務所が二社一寺近くの大谷川河川敷に246台が収容できる臨時駐車場を整備し、今年のゴールデンウイークと秋の紅葉シーズンに無料開放する。日光霧降スケートセンター駐車場を活用し、昨年まで実施したパーク・アンド・バスライドは中止する。市が22日の市議会全員協議会で明らかにした。

 市によると、臨時駐車場は両事務所が河川整備の一環として造成した同市萩垣面(はんがきめん)の大谷川河川敷の敷地を活用する。県道日光今市線に面した長さ約500メートルの帯状地形で、日光東照宮の表門まで約1・6キロ。

 これに加え、近隣の両事務所敷地(128台分)と日光小校庭(160台分)も駐車場として開放し、4カ所で計534台の駐車が可能となる。開放日は4月28日~5月5日と、11月2~4、9、10、16、17日の計15日間。

 市は昨年までの3年間、日光霧降スケートセンターの駐車場を活用したパーク・アンド・バスライドを実施し、一定の効果があることを確認した。しかし、同センターから二社一寺までは2キロ以上あり、「徒歩圏内」を重視した施策に転換した。

 関係機関が渋滞対策などについて話し合う「日光地域交通対策検討会」で今回の案が浮上し、両事務所が協力した。市は「二社一寺門前町での買い物も気軽にできるようになる。継続実施できるか今後検討したい」としている。