開店初日のとちまるショップ。本県の名産品を買い求める大勢の来場者でにぎわった=2012年5月22日

鹿沼組子のスマホスタンドを手にする加藤店長。ヒット商品となるべき逸品が県内にはまだ埋もれている=とちまるショップ

群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」。同じ銀座の「イバラキセンス」とともに、店内は高級感漂う

開店初日のとちまるショップ。本県の名産品を買い求める大勢の来場者でにぎわった=2012年5月22日 鹿沼組子のスマホスタンドを手にする加藤店長。ヒット商品となるべき逸品が県内にはまだ埋もれている=とちまるショップ 群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」。同じ銀座の「イバラキセンス」とともに、店内は高級感漂う

 世界一高い電波塔・東京スカイツリー(634メートル、東京都墨田区)がオープンした2012年5月22日、東京は雨だった。事業主体・東武鉄道の根津嘉澄(ねづよしずみ)社長はセレモニーで「ツリーが成長するための恵みの雨」とあいさつした。

 首都圏のランドマークの誕生日は、足元に広がる東京スカイツリータウンの商業施設「ソラマチ」に本県初のアンテナショップ「とちまるショップ」が開店した日でもある。県と県内市町による共同運営方式で、店舗運営はファーマーズ・フォレスト(宇都宮市新里町)が担う。

 間もなく7周年を迎える店舗を訪ねると、加藤恵三(かとうけいぞう)店長(63)が店内を案内してくれた。17年12月に改装を済ませ、レイアウトは開店当初と変わっている。

 「リニューアルは客層の変化に対応するためです」と加藤店長。スカイツリーの観光客が一段落し、ショッピングセンターとして「ソラマチ」を利用する地元住民が増えた。若者の来店者の増加も特徴だ。

 店内を二つのゾーンに分け、左側は栃木らしさを打ち出し、右側は地元の常連客に人気の新里ねぎなど野菜も並ぶ。