登校してきた児童からバラを受け取る三田さん(右)

 【宇都宮】新田小の通学路で35年間、児童の安全を毎朝見守った三田全子(みたまさこ)さん(73)=針ケ谷1丁目=が22日、交通指導員を引退した。児童たちは感謝の思いを伝えようと同日朝、サプライズで花などをプレゼント。最後の任務を果たした三田さんは「ホッとした。子どもたちにはあいさつができる、素直な子に育ってほしい」。今後も児童の成長を願い続ける。

 三田さんが交通指導員になったのは同校が創立した1984年。学校の依頼で始めたが「子どもたちが事故を起こさないよう、朝起きると立たなければならない」と責任感が強くなり、慶弔時を除き毎日通学路に立ち続けた。