県教委は19日、本県の文化部活動の在り方の総合的なガイドライン「県文化部活動の在り方に関する方針」を公表した。昨年9月に決定した「県運動部活動の在り方に関する方針」に準じる内容で、公立の中学、高校文化部を対象として休養日を週2日以上、1日の活動時間を平日2時間、休日3時間程度までと示した。那須雪崩事故などを踏まえて、運動部と同様に本県独自で「安全管理の徹底」の項目を設けた。

 吹奏楽部や演劇部など一部で指摘される長時間練習に伴う生徒や教員の負担軽減が狙いで、文化庁が昨年12月にまとめたガイドラインを基に策定した。19日の定例会で決定し、関係機関に通知。対応が整い次第、運用を始める。

 部活動と生活のバランスから、運動部と同様に休養日や1日の活動時間を設定。各市町教委や各校長がそれぞれ活動方針を策定し、文化部顧問は毎月の活動計画・実績を提出することを明記した。部活動指導員の任用・配置も積極的に検討するとした。

 校長や指導者による生徒の健康管理や事故防止、体罰・ハラスメントの根絶を求めたほか、大会・コンクールや地域の行事への参加が過度な負担になるのを防ぐため、参加数の上限目安を定めることも規定した。

 那須雪崩事故の教訓や熱中症対策などを念頭に、運動部と同様、「安全管理の徹底」の項目を独自に設定した。市町教委や校長がヒヤリハット事例を集約、共有する安全対策を講じることなどを求めている。