「春日野部屋力士を応援する会」で交流する相撲ファン

 【宇都宮】県ゆかりの相撲部屋「春日野部屋」(東京都墨田区)の栃木後援会を再結成させようと、市民有志が4月の設立に向けて活動を始めた。江野町の下野新聞NEWS CAFE(ニュースカフェ)では、このほど後援会設立に向けた初のファン交流イベント「春日野部屋力士を応援する会(仮称)」を開催。参加者は同部屋のちゃんこ鍋を囲みながら大相撲を観戦し、支援の輪を広げた。

 同部屋は栃木市(旧藤岡町)出身の第27代横綱・栃木山が創設し、現在も多くの力士が「栃」の字をしこ名に受け継いでいる。同部屋栃木後援会は1994年に発足したが、野球賭博と八百長の問題を受け2011年に解散した。その後、かつての後援会関係者が再始動を試みたが、再結成には至らなかった。

 発起人はかつて同部屋所属の呼び出しを務めていた宇都宮市上桑島町の看護師、菊地剛(きくちたけし)さん(46)とその同級生で中野嘉兵衛商店専務の東宿郷2丁目中野浩行(なかのひろゆき)さん(46)。

 18年1月の大相撲初場所では関脇栃ノ心が初優勝し、同部屋も盛り上がりを見せている。そんな中、「春日野部屋に縁がある地として後援会がないのは寂しい。一緒に立ち上げないか」と中野さんが菊地さんに打診。春日野清隆(きよたか)親方の同意も得た。

 具体的な支援内容は未定だが、県内での夏合宿の際に食事の差し入れや物資を援助していくという。相撲ファン同士の交流イベントも定期的に開催したい考えだ。