現役時代の上吉原さん(山下潤さん撮影)

「元プロの経験を生かして研究に取り組みたい」と話す上吉原さん=宇都宮市内

現役時代の上吉原さん(山下潤さん撮影) 「元プロの経験を生かして研究に取り組みたい」と話す上吉原さん=宇都宮市内

 元プロテニス選手がラケットを置き、「第二の人生」を歩み始める。宇都宮市出身の上吉原(かみよしはら)あいさん(27)が今春から慶大大学院健康マネジメント研究科に進学し、現役時代の豊富な経験を生かしてスポーツを体系的に学ぶ。上吉原さんは「次世代の選手が競技に集中できる環境を整えていきたい」とテニス界への恩返しを誓っている。

 上吉原さんは海星女高時代、県高校総体シングルス女王に輝くなど活躍。大学進学後の2010年に東京オープンで準優勝し、大学を1年間休学してアジアやヨーロッパを転戦した。復学後は伊達公子(だてきみこ)さんや杉山愛(すぎやまあい)さんらトップ選手を輩出した名門クラブで腕を磨き、4年の冬、23歳でプロに転向した。