転勤や入学などに伴う引っ越しがピークを迎えている。県内でも今月下旬にかけて予約が取りづらい状況となっており、中には4月まで予約が埋まっている業者もある。業界全体が深刻な人手不足な上、大手企業の不祥事により中小・零細企業に回ってくる仕事が増えたという声もあり、対応に苦慮する業者も少なくない。

 コエド物流引越センター(宇都宮市越戸1丁目)は、既に4月上旬まで予約が埋まり、新規の依頼は断らざるを得ない状況だ。同下旬までの予約も増えているといい、岩下明仁(いわしたあきひと)社長は「3月に予約が取れず、やむなく4月にずれ込ませているお客さまもいる」と説明する。

 梱包(こんぽう)資材費の値上がりや採用難など業界を取り巻く環境は苦しいが、岩下社長は「今後、車や人を増やさないと対応できなくなる」と頭を悩ませている。