「いちめんのなのはな」を仕上げる柿沼さん

 【大田原】4月27、28の両日、本県で初めての「第19回全国菜の花サミットin那須野が原2019」が市内で開かれるのを前に、矢板市扇町2丁目、書家柿沼翠流(かきぬますいりゅう)さん(82)が17日、福原の市ふれあいの丘シャトーエスポワールで、山村暮鳥(やまむらぼちょう)の詩「風景」の一節「いちめんのなのはな」を現代書で書き上げた。

 緑色の下地に、黄金色の絵の具で咲き乱れる菜の花のイメージを表現した縦1・8メートル、横4・5メートルの大作。この日は、主宰する「書泉会」の門下生らが見守る中、筆2本を使う「合筆」で厚みを出すなどしながら一気に書き上げた。

 作品はサミット主会場の那須野が原ハーモニーホールに飾られ、来場者を出迎える。元県書道連盟会長の柿沼さんは「全力疾走した。全国の人に見てもらえるのは書家冥利(みょうり)に尽きる」と話した。