激しい炎が上がるヨシ原=16日午前8時45分、栃木市藤岡町赤麻

 栃木市や小山市など4市2町にまたがる渡良瀬遊水地に春の訪れを告げる「ヨシ焼き」が16日、同遊水地で行われた。炎と煙がヨシ原を包んだ。

Web写真館に別カットの写真

 渡良瀬遊水地ヨシ焼き連絡会の主催。病害虫の駆除や良質なヨシの育成などを目的に実施している。

 この日の火入れは午前8時半ごろ。火が放たれると炎は徐々に広がり、黒煙が立ち上った。

 炎が燃え盛り煙が太陽と青空を覆うと辺りは薄暗くなり、幻想的な光景に感嘆の声が上がった。土手で待ち構えていた大勢のカメラマンは、盛んにシャッターを切った。

 茨城県古河市、自営業松沼穂(まつぬまみのる)さん(60)は「初めて見学した。ひとつの伝統として続いているのはすごい」とヨシ原を見渡した。