二天門へ運び込まれる雷神の複製像。左奥は風神=14日午前、日光市山内

 【日光】日光山輪王寺所蔵で、かつては日光東照宮・陽明門にあった木像「風神」「雷神」の複製像が完成し、14日に安置場所である大猷院(たいゆういん)の国重要文化財「二天門」に置かれた。輪王寺宝物殿で保存展示される実物とうり二つの仕上がりで、15日から一般公開する。

 複製像は、鹿沼市の仏像修理工房「三乗堂」を営む女性職人中愛(なかあい)さん(29)、井村香澄(いむらかすみ)さん(30)、森崎礼子(もりさきれいこ)さん(30)の3人が約1年半かけて製作した。ヒノキの寄せ木造りで、高さは台座を含めて約2・9メートル。費用の一部はクラウドファンディングで募り、230人から、目標の300万円を大きく超える約413万円が集まった。