伐採作業が進む五輪選手村用の木材=14日午前、矢板市長井

 矢板市長井の高原県有林で、2020年東京五輪・パラリンピックの「選手村ビレッジプラザ」(東京都中央区)に使用する木材の伐採作業が行われている。

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 ビレッジプラザは選手の生活を支える拠点で、店舗やメディアセンターなども入る。木造平屋、延べ床面積約6千平方メートル。全国42グループ63自治体から木材の無償提供を受ける。大会後は解体され、原産地で活用される。

 高原県有林から供給されるのは87年生のスギ10立方メートルで、長さ4~6メートルの丸太150本。建物の柱や梁(はり)、床に使われるとみられ、県は良質な県産材の認知度向上や販路拡大も期待する。

 作業は先週から始まり、14日は地元の高原林産企業組合の2人がチェーンソーで伐採に当たった。作業員の斎藤天(さいとうてん)さん(20)は「五輪選手村の木材提供に携われるのはやりがいを感じますね」と話していた。

 来週から製材に入り、8月以降の納材を予定している。本県からは鹿沼、日光の両市もそれぞれ市内産材10立方メートルを提供する。