倒木の伐採、搬出作業が完了し元通りになった車塚古墳

 【壬生】昨年10月の台風24号の強風で倒木が相次ぎ、史跡見学に支障が出ていた壬生甲の国指定史跡「車塚古墳」の復旧工事がこのほど完了した。撤去作業により、これまで樹木に覆われて分かりづらかった三段の墳丘全体の姿が見られるように。地域に息づく歴史のロマンを肌で感じることができそうだ。

 台風24号の強風は全国の建造物を含む重要文化財に甚大な被害を与えた。県内でも大田原市湯津上の国指定史跡「下侍塚古墳」の松林にある推定樹齢約150年の松が折れる被害が発生。車塚古墳も60本以上の倒木で、古墳の中に入れない状況となっていた。