純米吟醸酒の完成発表会に臨む前列左から鈴木校長、飯沼社長ら

 【栃木】栃木農業高(鈴木真之(すずきまさゆき)校長)と地酒「杉並木」を手掛ける西方町元の飯沼銘醸(飯沼徹典(いいぬまてつのり)社長)が連携した純米吟醸酒が完成し、12日に同校で完成発表会が開かれた。同校生徒が岩舟農場で栽培した酒米「山田錦」を100%使用。鈴木校長は「地域振興につなげようと実施した。生徒たちにとっても、形として残ることは励みや自信になる」と話している。

 同校は2010年から山田錦の栽培を開始。10、11年に同社や県産業技術センターと共同研究を行い、それ以来、山田錦を同社に提供している。今回は同校が、産学連携により地域活性化などを目指そうと同社にオリジナル品の協力を依頼した。

 使用したコメは農業科の3年生8人が中心となり栽培。昨年5、6月に田植えを行い、草刈りなどの管理に取り組んできた。スズメの食害なども発生したが、品質の良い「一等米」が収穫できたという。