産官学連携でイチゴに関する技術開発を目指す「とちぎフードイノベーション推進協議会」(会長・福田富一(ふくだとみかず)知事)は11日、宇都宮市内で5年間の研究成果をとりまとめる最終報告会を開いた。関係者ら約50人が出席した。

 報告は9件あり、このうち、宇都宮大のバイオサイエンス教育研究センター加藤寛(かとうひろし)特任助教は、イチゴの病害を迅速に検出できる方法について発表した。従来、苗全体を枯らせる「イチゴ炭疽(たんそ)病」の検出には高価な機器が必要な上、結果が出るまで数日かかる場合もあった。加藤特任助教は「LAMP法による迅速高感度検出法なら、簡易的に電子レンジなどを用いて1時間程度で結果が分かる」と話した。