警察庁は8日、県警本部長の坂口拓也(さかぐちたくや)氏(52)が警視庁交通部長に転出し、後任に原子力規制庁長官官房参事官兼法規部門統括調整官の原田義久(はらだよしひさ)氏(51)が就任する人事異動を内示した。発令は22日付。

 坂口氏は2018年1月15日に警察庁長官官房給与厚生課長から着任。約1年2カ月の在任期間中、那須町で大田原高の生徒ら計8人が死亡した雪崩事故で、業務上過失致死傷容疑で教諭3人を書類送検する捜査を指揮。栃木市の民家で起きた強盗致死傷事件では、捜査本部を設置して解決につなげた。急増するサイバー空間の犯罪に対応するため、サイバー犯罪対策課を新設。防犯や交通事故抑止にも目を配り、刑法犯総数と交通事故発生件数の15年連続減少にも貢献した。

 原田氏は東京都出身。1992年に東京大法学部を卒業し、警察庁に入庁。警察庁捜査2課特殊詐欺対策室長や同組織犯罪対策企画課犯罪収益移転防止対策室長、福岡県警警務部長などを歴任した。