公開されている嘉納治五郎の書「成己益世」の扁額

茂呂茂吉さん

公開されている嘉納治五郎の書「成己益世」の扁額 茂呂茂吉さん

 【足利】NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で改めて注目される講道館柔道の創始者、嘉納治五郎(かのうじごろう)(1860-1938)の書「成己益世」の扁額(へんがく)が4月14日まで、昌平町の史跡足利学校で展示されている。県柔道連盟副会長も務めた講道館8段茂呂茂吉(もろもきち)(1891-1973)=通6丁目=の遺品。同学校が治五郎に関する資料の展示を行ったことを知った子孫が申し出て、公開が実現した。

 扁額は横142センチ、縦50センチ。書は「己を成して世を益する」の意味で「自分を完成し世の中のために尽くせる人間にならねばならない」との信念を表している。