宇都宮「陽の丘幼稚園」に最高賞 世界児童画展、栃木県内受賞は3年ぶり

 【宇都宮】応募数約10万点の児童画コンクール「世界児童画展」で、竹林町の認定こども園「陽の丘幼稚園」(薄久保尚史(うすくぼまさし)園長)がこのほど、団体の部トップの文部科学大臣賞を受賞した。同園は1971年の開園以来、絵による学びの機会を重視しており、薄久保園長は、「今後も子供たちの素直な感性を引き出したい」としている。

 今年で48回目となる同コンクールは、絵を通じた児童の情操教育や国際交流を目的に、公益財団法人美育文化協会が主催。個人の作品賞のほか、顕著な業績のあった応募団体にも表彰を行っている。

 同園では、遊びの中で自由に絵を描かせる活動を毎日行っているほか、毎週金曜日には「色で遊ぶ」「形を描き遊ぶ」をコンセプトに、水彩画に親しむ機会を設けている。薄久保園長は「絵が日常の一部になるよう環境を整えている」としており、教員の一方的な指導ではなく、子供たちの自由な表現を大事にしているという。

 同協会ではこうした取り組みを評価し、同園を文部科学大臣賞10団体のうちの一つに選定、3月下旬に都内で表彰した。県内からの受賞は、2015年の「しずわでら幼稚園」(栃木市)以来。今回、同園からは個人としても特選3人を含めむ10人が入賞している。