世界基準の選手育成 「ヒーローズラボ」開設 宇都宮に民間で全国初

 スポーツクラブのビッグツリーは10日までに、桜店(宇都宮市桜5丁目)に科学トレーニングセンター「ヒーローズラボ」を設置した。科学的測定評価と科学トレーニングができる施設で、民間のスポーツクラブとしては全国初導入。ラボを通じて世界に通用するアスリートの育成を目指す。

 ラボは経済産業省認定事業にも採択された画期的なトレーニング拠点。同社が4千万円を投じ、桜店内の一角に最新鋭の設備を整備した。

 メニューは測定評価と科学トレーニングで構成。測定評価は(1)骨格のゆがみや筋緊張の度合いを可視化するボディースキャン(2)効率の良いフォームを導き出す動作解析(3)全身持久力を測る呼気ガス分析−など10項目。その結果などを踏まえた科学トレーニングは4項目で、高酸素や低酸素環境下でマシンを使って負荷を掛けたり、動体視力を養ったりする。

 施設オープン前にはサッカーや水泳、野球などの県内中高生25人に約2カ月間のモニターを実施。バスケットボール選手の垂直跳びが5センチ伸びたほか、筋肉量が3キロ増加した選手もいたという。将来的には県内プロクラブと連携し、選手のデータを会員の強化指標にしてもらう構想もある。