「今までお世話になりました」。今月上旬、鹿沼市で行われた卓球大会で表彰式を待っていると、何度か取材した卓桜会栃木卓球センターの女子選手たちから声を掛けられた。

 彼女たちは皆6年生。今春、それぞれの小学校を巣立ち、県内外の新たなステージで競技を続ける。この日の大会は6年生が出場できる最後の県大会で、少し早いお礼の言葉を頂いた。

 言うまでもなく「小スポ」は小学生選手が対象の紙面だ。掲載に年齢制限がない一般のスポーツ報道とは違い、小スポ面を彩った選手たちはいずれ紙面からも“卒業”していく。

 小学生アスリートを取材するようになり間もなく1年。卓桜会の選手に限らず、取材を受けてくれた選手たちは「思いを伝える」ということが本当にうまくなった。競技の技術だけでなく、コミュニケーション能力が成長していく姿も頼もしく映った。

 今春卒業する6年生たちは2022年の栃木国体時には高校1年生になる。3年後、さらに成長した「1期生」たちが地元国体で躍動することを楽しみに待ちたい。