定住圏にドクターヘリを 那須日赤配備、知事に要望 大田原など八溝8市町

 大田原市を中心市として栃木、福島、茨城3県の8市町でつくる「八溝山周辺地域定住自立圏推進協議会」の市町長らが10日、県庁を訪れ、同市の那須赤十字病院を基地病院とするドクターヘリの導入を福田富一(ふくだとみかず)知事に要望した。今後、福島、茨城両県にも要望する。福田知事は「(福島、茨城、栃木3県と県境自治体で組織する)FIT構想推進協議会の総会で議論することがいいのではないか」と述べ、幹事県である福島県に次回総会の議題として提案する考えを示した。

 本県のドクターヘリは壬生町の獨協医大病院を基地病院に運航し、福島、茨城両県も各1機配備している。同推進協は、圏域の多くのエリアがドクターヘリの活動範囲の目安とされる「半径50キロ圏」外で、十分にカバーしきれないとして導入を要望することにした。

 推進協は大田原市、那須塩原市、那須町、那珂川町、福島県棚倉町、矢祭町、塙町、茨城県大子町で構成。要望書提出には、会長の津久井富雄(つくいとみお)大田原市長や平山幸宏(ひらやまゆきひろ)那須町長、(福島泰夫ふくしまやすお)那珂川町長、関係県議3人も同席した。