那須町で2017年3月、大田原高の生徒と教員計8人が死亡した雪崩事故の遺族らでつくる「遺族・被害者の会」は3日、事故発生から2年を迎えるのに合わせ、26日に現場近くの小丸山園地で犠牲者を追悼する催しを行うことを決めた。県や県教委などは翌27日に追悼式を実施する予定だが、遺族らは再発防止策などを巡り「まだ県側と同じ方向を向いて追悼する気になれない」などとして、昨年に続き多くが欠席する見通し。

 同会は大田原市内で会合を開き、追悼の催し「第1回『那須雪崩事故 祈りと誓い』(仮称)」を行うと決めた。亡くなった8人の命を無駄にしないための誓いを立て、事故の教訓と再発防止を訴えることが目的。事故が起きた斜面を望んで祈りをささげるほか、献花などを予定している。同会によると現時点で、犠牲者8人のうち5人の遺族や、事故でけがをした被害者、遺族弁護団らが出席する見込みという。